ヒカルとマホトが泥沼の争い中……。
YouTuber界の英雄・ヒカルのツイッターが週間ランキング2位に!
Twitterのフォロワーがやけに増えるなと思ったら…
— ヒカル (@kinnpatuhikaru) 2017年4月9日
週間ランキング日本2位やった。
恐ろしいな(笑) pic.twitter.com/XjZScwwKgw
お~いお茶で有名な上場企業の伊藤園、天才芸人の松本人志らを押さえ、なんとプロの金髪YouTuber・ヒカルが堂々の2位を飾った。
それもなんと、YouTuber界のドンであるヒカキンに圧倒的な差を付けての勝利である。
参考までに、現時点(4/17)におけるYouTuberや芸能人のフォロワー数を掲載しておく。
・ヒカル 43万6129人!
・セイキン 68万3575人!
・ヒカキン 196万2990人!
・松本人志 463万3897人!
・宇多田ヒカル 235万7541人!
このように金髪系のヒカルは、『フォロワー数』のみで見ると惨敗している。
だがしかし、彼がYouTuberとしての活動に腰を入れ出したのは約1年前からだ。
極端な言い方をすると、1年とちょっとで43万人ものフォロワー数を獲得したことになる。
芸能人ならともかく、テレビを主戦場にしていないYouTuberが、これほどの成り上がりを見せているのは異常事態だ。
ヒカルは常識をひっくり返してくれたのである。
最近であれば、爆笑問題が出演するサンデージャポンや、朝の情報番組・おはよう朝日ですに取り上げられ、その勢いは留まるところを知らない。
そんな昇り龍ことヒカルの、魅力溢れるツイッター文章に触れて行きたい。
YouTuberヒカルの名言、格言、金言、箴言
オフ会終了!2500人くらいきてくれてたみたいです。
— ヒカル (@kinnpatuhikaru) 2017年4月16日
本当にありがとうございました!
スタッフさんやラファエルさん、マナー良く待っててくれた視聴者さんのおかげで最高のオフ会になりました。
ラファエルさんの無茶振りで愛してるゲームを最後にしたけど喜んでくれたなら良かったです。 pic.twitter.com/XAWQRQIdR6
ヒカルは、『2500人』という数字を露骨に書き記し、影響力の高さをアピールする。
これだけで目が離せない権力者というイメージが強化され、ファンは彼を追い掛けずにはいられなくなってしまうのだ。
その上、「マナー良く待っててくれた視聴者さんのおかげ」と、さん付け+感謝によって、ファン離れまで防ごうとしている。
さすがヒカル。
上に立つ者としての才能が光っていて眩しいほどだ。
いいコメント欄(笑)
— ヒカル (@kinnpatuhikaru) 2017年4月15日
最初にコメントでネタバレ見た人の動画見終わった後のリアクション知りたい。 pic.twitter.com/nzyvoRs8h0
投稿した動画についたコメントをスクショし、それについての感想を述べることによって、「自分を観てくれた!」「大事にしてくれている!」とファンは考えるものだ。
このように対話を重視するヒカルは、ファンのツイートを定期的にリツイートし、「覚えとるで、ありがとう」など、優しさ成分100%のコメントを付けている。
一度捕獲した獲物は逃がさない精神が凄まじい。
自分で自分の可能性を否定するのはもったいない。
— ヒカル (@kinnpatuhikaru) 2017年4月14日
無理だと諦めた時にはじめて本当に無理になる。
自分を信じるということは自分の可能性を大きく広げるということ。
周りがどうとかは関係がない。
自分くらいは自分のこと信じてあげましょう。
なりたいものになれるのはなろうとしたものだけ。
これまた10代ファンの心を捉えるタイプの、自己啓発ツイートである。
影響力の強いYouTuberヒカルが、このように断言すると、ファンはあっという間に、「ヒカルさんを信じれば救われる!」と考え、信者と化す。
若者に向けた断言口調の言葉は、とてつもない威力があるものなのだ。
気付けば、俺よりもチャンネル登録者が多いYouTuberは5組だけになった(企業とかは除く)
— ヒカル (@kinnpatuhikaru) 2017年4月14日
はじめしゃちょー
ヒカキン
木下ゆうか
セイキン
フィッシャーズ
奇しくも全員がウーム所属のクリエイター
ダークホースとしてYouTube界を盛り上げたい
楽しくなってきた
己が圧倒的地位にいることを猛烈に伝え、UUUM(ウーム)という巨大事務所との戦いであることをファンに告げている。
こうやってヒカルとファンとの間に共同敵を設定することによって、一体感が増す。
しかもUUUM(ウーム)は、はじめしゃちょーや木下ゆうかが起こした不祥事によって、弱っている状態だ。
チャンスにつけ込むヒカルの鬼じみた姿勢は、勝利に貪欲なビジネスマンらしくて美しいくらいである。
俺にはやっぱり日本一が似合うな。
— ヒカル (@kinnpatuhikaru) 2017年4月13日
おい、YouTube!さっさと玉座に座らせろ。
ヒカルはしつこいほどに、「日本一」というワードを連発する。
それでも、ここまで急速に花火を打ち上げて来た実績があるからこそ、ファンはそれを信じて疑わない。
人々は、リアルタイムの下克上をこの目で見届けたくて仕方ないものだ。
アイドリッシュセブンのTシャツ
— ヒカル (@kinnpatuhikaru) 2017年4月12日
女性サイズがまさかのぴったりでした(笑) pic.twitter.com/b3UFe5NCKj
女ファンホイホイの自撮りツイートまで披露する。
あざといポーズ、表情を作ることによって、「可愛い」という褒め言葉を引き寄せる。
すると可愛いが可愛いを引き寄せ、無限の可愛いが展開することになる。
女ファンの言葉が女ファンを作り出してくれるという、全自動集客マジック。
眠気よ吹きとべ! pic.twitter.com/gRyEVsP563
— ヒカル (@kinnpatuhikaru) 2017年4月11日
「寝てないアピール」を上手く利用するヒカル。
適度に心配を掛けさせるというのは、ファンをつなぎ止める上で重要な施策だ。
「ちゃんとご飯食べてくださいね」「たまにはゆっくり休んでください」
こうした言葉を口にする度にファンは、ヒカルを大事にしなくちゃという自己暗示が掛かり、マザーテレサのように慈悲深くなってゆく。
ヒカルはファンを育成する天才なのだ。