- ヒカルが、べしゃりの神様である島田紳助と交際希望!
- アナログ時代は、島田紳助だけが唯一の希望と考える者が多かった
- ヒカルは島田紳助と、思考スタイルが似通っている!?
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ヒカルが、べしゃりの神様である島田紳助と交際希望!
日本の金髪男性の中で、トーク力ナンバー1であるYouTuberヒカルが、島田紳助への愛を告白した。
自分でいうのもあれやけど、俺は日本の20代で1番の島田紳助信者やと思う。
— ヒカル (@kinnpatuhikaru) 2017年4月14日
引退した今でも俺の中ではあの人のトークがトップ。
日本一の話術をもった人。
いつか紳助さんのようなトークがしたいけど足元も見えん。
トークという点だけでみれば並ぶ人がいないそういう次元。
いつか会いたい。
『俺は日本の20代で1番の島田紳助信者やと思う』と、タイムラインを焼き払うような情熱でツイート。
こうした狂信者アピールをする者は、金髪業界だけでなく、お笑い芸人やミュージシャン、それから役者などが集う芸能界に多い。
そのため、「戯れ言を口にすんなよヒカル」「金髪マンが紳助ファンとかなんの間違いだ? お前の憧れは美輪さんだろ? ヨイトマケヨイトマケ叫んで動画投稿しとけよ」という怒りの声が、全国各地から飛び上がっている。
しかしながら僕は、金髪界の紳助ことヒカルの気持ちが痛く分かる。
アナログ時代は、島田紳助だけが唯一の希望と考える者が多かった
ヒカルがこの地に誕生した頃(1991年)は、YouTubeもニコニコ動画も2chも存在しなかった。
情報源は、バチバチバチバチっと画面が乱れまくるブラウン管テレビ、ラジオ、新聞だけの時代であった。
そんな日々の中に『島田紳助』がいた。
ちょうどヒカルが物心ついたときには、マシンガントーク・出演者いじりの天才司会者として、島田紳助は芸能界になくてはならない存在となっていた。
日本人の視界には、いつも紳助が入っていた。
僕たちは紳助に助けられ、紳助に育てられ、紳助に生かされた。
とどのつまり島田紳助は、日本のお父さんなのである。
それゆえ、子の一人であるヒカルが、『いつか会いたい』と口にするのはなんらおかしいことではない。
ヒカルは島田紳助と、思考スタイルが似通っている!?
吉本クリエイティブ・エージェンシーが運営する大阪NSCで行われた、島田紳助による伝説の授業を知っているだろうか。
そこで島田紳助の口から発されたアフォリズムの数々と、ヒカルの教訓めいたツイート群が、言葉違えど方向性が同じであることが判明した。
これはきっとヒカルが、笑いの鬼神・島田紳助に注目し、尊敬し、意識し、今日まで生きて来たからこその結果だろう。
天才・ヒカルの言葉
YouTuberを目指す若者に。
— ヒカル (@kinnpatuhikaru) 2017年4月7日
この世界は10000人参入者がいたら
YouTubeだけ生活できるレベルになる人が100人いるかいないか。
月に数百万稼ぐレベルは10人いるかいないか。
俺くらいになるのは1人いるかいないか。
そういう世界。
それでもやりたいならやればいい。
このサブ垢個性が溢れすぎてYouTuberからも注目されだしたな。
— ヒカル@サブ垢 (@akumadesubokuha) 2017年4月13日
気持ちはわかる。俺って魅力しかないから。
お前らもっと頑張れよ。
そんなんやから俺に抜かれるねん。
もっと個性だしていけ。
気持ち悪いくらい。
YouTuberなんかおかしくてなんぼやで。
天才・島田紳助の言葉
漫才は100努力しても10しか報われへん
みんなはこの世界に友達作りに来たんちゃうねんで
勝つために来てんで
儲かるで
この世界は儲かるで
めちゃめちゃ儲かるで売れたら
だから夢があるねんて
めっちゃ儲かるし
めっちゃ大きい家住めるし
めっちゃええ女抱けるで
この3つやで商品は
YouTube業界にしても芸能界にしても、『人気業』という捉え方をするならば、五分五分の世界であろう。
そこでトップ争いをしている島田紳助とヒカルの言葉が、自然と類似してゆくのは当然の帰結といえる。
王者の思考は酷似するものなのだ。
努力が無駄になるかもしれないけれど、勝利に執着する病的な鬼となり、暴れ続けた者だけが栄冠に輝く、残酷競争のゲーム。
勝者には、金も女も腐るほど手渡され、快楽至極の人生が約束される。
敗者の屍を見下ろしながら、己を誇ることほど幸せな時間はない。
そうした特典があることを伝えるために、島田紳助もヒカルも、あえて露骨な物言いで、成功者が手に出来るモノについて、ズバズバと歯切れ良く語ってくれたのだ。
ぶったまげるほど言葉に霊力が宿っている。
これぞ魂の喋り! 弾ける言霊の生誕祭!
この二人の覇者を交互に見ていると、どちらが島田紳助でどちらがヒカルか判別不能になるほどであり、「あーこっち金髪だ。多分ヒカルだ……」という流れでぎりぎり判断するしかなくなってくる。
天才二人の対談が実現することを、心より願っている。
(島田紳助による、NSCでの心魂叩き込んだ熱情トークの様子は、こちらのDVDに含まれている。もちろんこの僕も持っている。島田紳助の書籍は全て購入し、本棚に飾っている。なぜなら島田紳助の狂信者だからだ)