世界的な俳優・渡辺謙の不倫疑惑
我々ライターの師匠である、センテンススプリングこと週刊文春が、3月30日に売り出した雑誌の中で、渡辺謙と一般女性の不倫を発表した。
お相手は、高級クラブの元ホステス(36歳)で、田中みな実アナウンサー似ということだ。
容姿レベルも高く、ホステス御用達の男性狩りフェロモンを撒き散らしていたことは容易く想像出来る。
これほどクオリティの高い女性と火遊び出来るならば、その後に問題が起きようと構わないという思考になるのは頷ける。
まずなにより、渡辺謙は超ハイスペックな人間である
身長184cm、禿げ上がろうとも劣化しない彫りの深い顔の作り。
気配りを忘れないA型、グローバルに名演技を見せてくれる世界的映画スター。
1959年生まれ、57歳。
これらの情報から分かるように、渡辺謙は渋味の溢れるダンディズムを獲得した、物珍しいモテ男なのだ。
そんな渡辺謙が、不倫をしなくてどうする?
この先1000回、輪廻転生しても、これほどのモテモテ大成功者になれるかは分からない。
なのだから、今のうちに遊び狂い、魅力を放出し続けることで、恵まれた者としての義務を履行するべきだ。
これほどの色男が自分の人生に抑制を掛けてしまうのは、平気で米粒を残すのと同じくもったいない。
よくぞ報じてくれた週刊文春 渡辺謙との共同社会貢献
正直なところ過去にあげつらわれた不倫実行者、ベッキー・川谷絵音・宮崎謙介元議員などについては、ここぞとばかりに殴られる、隙だらけのサンドバックキャラだったために、不倫のイメージが低下してしまっていた。
それゆえ、善良な男性諸君は、「なんてことしてくれたんだよ」と苦情の気持ちを飲み込んで、気が狂いそうだった。
しかしここに来て、渡辺謙というビッグネームの不倫が報じられたことで、風向きが変わった。
「夫婦の問題だからねぇ~。外野が口出すことじゃないよ」
「双方の気持ち次第ですよ」
「男なら仕方ない。女でも仕方ない。不倫はお互い様、それが人生ざます」
上記のような気を遣ったコメントを、TVの司会者、コメンテーターが口走ってくれることによって、不倫の株が上がった。
やはり英雄色を好むというように、男は女と遊ぶことでバイタリティが富み、世界の経済を回すことが出来るようになるのだ。
真面目に考えて欲しいのだが、果たして非モテがハリウッドデビュー出来るだろうか? 童貞がラストサムライに出演出来るだろうか?
そんなことはトムクルーズも許さないだろう。
この辺のことは平安時代の人も理解していたようだ。
当時の人々が理想としていた精神に『大和魂』というものがある。
・知的な論理や倫理ではなく、感情的な情緒や人情によってものごとを把握し、共感する能力・感受性。もののあはれ。
・複数の女性を同時に愛してしかもすべてを幸福にしうる、艶福とそれを可能にしうる恋愛生活での調整能力。いろごのみ。
すなわち、愛があれば、浮気や不倫も正当化されるのだ。
否、最初から悪の代物ですらない。
要するに渡辺謙は、日本人としての心を忘れずに行動しただけなのである。
大和魂の大切さに気付かせてくれた渡辺謙と、そしてそれを貴重な写真と、明瞭な文章で送り届けてくれた文春に、心より感謝したい。
これからの若者たちは、是非とも文藝春秋 採用案内2018を読破し、情熱を感じ取ろう。
ありがとう文春!
浮気=裏切り行為という誤った解釈
浮気や不倫はリラクゼーションでもあり、スポーツでもあり、ハピネスでもある。
世間のごく一部の人たちは、「浮気許すまじ」「不倫は断固許さん」ということで、その全ては裏切り行為であるという、杓子定規な見方をする。
これこそ多様性を無視した、人の価値観、尊厳を根絶やしにしてしまう、危うい思考形態だ。
たとえば、奥さんが体を壊して入院をしている際に、夫が不倫をするのはありえないという。
しかしながら、短時間の不倫であれば問題はないどころか、むしろ最善の策でもある。
そしてそういう関係における、健康効果は物凄まじい。
ストレスを緩和したり、免疫力を高めたり、眠りを深くしたり、多幸感を伴わせたり。
多種多様な健康増進効果があるということが、厳かな研究の結果、判明している。
不倫関係によってご機嫌になれば、お見舞いに行った際に、にっこりした笑顔と、気の利いたセリフを口にしやすく、結果的に相手を幸せに出来る可能性が高い訳だ。
医者任せにしか出来ないモヤモヤのせいで、イライラしていたり、陰険な態度を取っていたりするより、ずっと良い。
情動伝染という概念もある訳で、ネガティブな気持ちは、辛い状況にいる奥さんにも伝わってしまう。
どちらの方が良い結果を生んでいるかは、言うまでもないだろう。
そもそも、浮気や不倫がなぜ裏切り行為に繋がるのか?
あまりにも極端な発想だ。
そんなことがまかり通るならば、ニコチン中毒の喫煙者、ドライブ大好きなあんちゃん、食べ過ぎで太ったデブなど、彼らのことも否定出来ることになってしまう。
「タバコを吸うのは人類への裏切り行為。副流煙で人様に迷惑を掛けている」
「遊びのドライブは人類への裏切り行為。排気ガスで人様に迷惑を掛けている」
「食べ過ぎ系デブは人類への裏切り行為。面積の問題で人様に迷惑を掛けている」
これらと、不倫や浮気の何が違うというのか?
極論VS極論の勝負になってしまう。
であるから、価値観という一言で片付けて、「全てはお互い様」で生きるのが一番なのだ。
自分の行為を棚上げして、他人の幸せを奪うのは辞めよう
浮気や不倫は、人類の幸せの一つだ。
マラソン選手が走り続けるのも、ピアニストが名曲を奏でるのも、色男が女を回転させるのも、全ては同じことである。
「そこに山があったから」という登山家がいるように、訳も分からず遊び狂う男女がいたって良い。
これが人間界というものだ。
日本の希望である渡辺謙が、ごちゃごちゃとクレームを出されるような日本では、お先真っ暗だ。
たとえ世界中の人類を全て敵に回しても、不倫ザムライとして刀を握り続けてこそ、人生!